• ひたむきな酒造り 2047x767 文字入り
  • 安心安全な 2047x767 文字入り2
  • 高品質 1565x587 文字入り
  • ふぐ刺し 1917x719 文字入り2
  • 臼杵焼 1078x405 文字入り2
  • USUKI 2047x767 文字入り2
  • 麦焼酎・常蔵 2047x767 文字入り2

ふるさとのエンジン 〜地域循環型社会を推進する酒造場〜

若水

 久家本店(くげほんてん)は海山の幸に恵まれた醸造の町・大分県臼杵市に、万延元年(1860年)、藩主・稲葉観通候より醸造蔵を賜り創業。以来、地元の食(特にふぐ、あじ、さば、めばる、おこぜ、カマガリ豊後水道の白・青身魚)に合った、原料(米、麦、芋、梅、かぼす)本来の旨み溢れる酒を提供して参りました。
 近年、原料の約90%に大分県産農産物を使用しておりましたが、令和3年酒造年度は、遂に全てを安心安全な大分県産(特に臼杵市産)とする事を達成しました。
 更に生産農家との緊密な連携、飲食文化の醸成(地元の食とのマリアージュ)、環境に優しい行動(うすきエネルギーより地元の電力を購入)等の活動を通じて、ふるさとのエンジン 〜地域循環型社会を推進する酒造場〜をスローガンに、社会へ積極的に貢献して参ります。

 

*写真はたわわに実った酒造好適米・若水(臼杵市家野)

臼杵の水

海添川

 臼杵-八代構造線のすぐ南側に位置する臼杵市は、10億年〜20億年前には海の底でした。そして約3億年前に海中で石灰質の殻を作った巨大な珊瑚礁が、地殻変動など様々な要因を経て隆起し石灰鉱床の山々を臼杵に形成しました。
 石灰岩の層を通った臼杵の地下水は、カルシウムイオンと炭酸水素イオンが豊富で、いわゆる「美味しい水」の条件を満たしています。この臼杵の水を仕込み水として醸される久家本店の酒も、必然的に「美味しい酒」となる訳です。

 

*写真は海添川上流部の清流(臼杵市海添)


ユネスコ・食文化創造都市「臼杵」

 

 令和3年11月8日、臼杵市がユネスコ・クリエイティブシティーズネットワーク(ユネスコ創造都市ネットワーク)に加盟認定されました。
 食文化分野(Gastronomy)でのネットワーク加盟は、日本では、山形県鶴岡市に次ぐ2都市目となり、世界に49都市あるユネスコ食文化創造都市の1都市となります。

 

 久家本店の「ふるさとのエンジン 〜地域循環型社会を推進する酒造場〜という取り組みと正に合致しますので、ユネスコ・食文化創造都市としての臼杵市の活動にしっかりと貢献して参ります。
 また、臼杵市ではPR動画を公開。その一つ「地酒の道」では、久家本店のひたむきな酒造り松野杜氏の覇気溢れる男の顔が映し出されています。

「臼杵ブランド」”うすきの地もの”として9商品が認証

うすきの地もの

 臼杵市は、山に降った雨が森を経て、田畑を潤し、海につながる水の循環が、ひとつの自治体の中で完結する町です。
 この特徴を活かして地域内での循環型社会の構築をめざし、「水源涵養の為の100年の森づくり」を進め、市営の土づくりセンターで製造した「うすき夢堆肥」による土づくりからの有機農業を振興し、地元の豊後水道で水揚げされる魚介類の特徴を活かした漁業振興を図っています。これらの臼杵の風土・自然循環の中で育まれた資源・食材を活用し、使う人・食べる人のことを考え大切に作られた魅力あるこだわりの加工品を「臼杵ブランド」”うすきの地もの”として認証し、市内外に発信することにより、地産地消の促進と地域産業の活性化、「食」による観光の振興を目指しています。(平成29年9月19日・臼杵市告示第68号より。写真は”うすきの地もの”のロゴ。)

 

 ふるさとのエンジン 〜地域循環型社会を推進する酒造場〜を目指す久家本店は、この臼杵市の取組みに大いに賛同しており、下記の9商品が「臼杵ブランド」”うすきの地もの”として認証されています。
@ 特別純米「一の井手」
A 特別純米・無濾過生原酒「USUKI」
B 芋焼酎「常蔵」
C 芋焼酎「甘太くん」
D 麦焼酎「ほげほっぽ」
E 「かぼすと梅酒のものがたり」
F 「いやんばい梅酒」
G 「黄カボスの秘蜜」
H 粕漬け・カマガリ

”うすきの地もの”「臼杵ブランド」酒の夕べ

うすきの地もの

 2018年7月、<久家本店の”うすきの地もの”「臼杵ブランド」酒の夕べ>を久家の大蔵にて開催。「臼杵ブランド」として臼杵市より認定された、安心安全な”うすきの地もの”農産物を使用した酒・7商品や数々の受賞酒等を提供、100名を超えるお客様に満足していただきました。
 料理又はおつまみ一品のお持ち寄りをお願いした Potluck Party 形式でしたが、そのクォリティーの高さと量の多さに驚嘆。地元のお客様の心意気に久家本店スタッフ一同感激しました。

 

*写真は当日の様子(コラージュ)


トップへ戻る